子どもの急な変化に、親はどう接してあげれば、対応してあげればよいのでしょうか。
中学生の時期、子どもの体と心に大きな変化が起きてきます。
とりわけ、心の中では「自分らしさ」が育つ変化が起きてきます。
子どもは自分の理想と親の理想、そして現実の自分とのギャップに悩んだり、迷ったりしています。
親子の距離の取り方に戸惑い、自分の気持ちを上手く伝えられずに傷ついていたり・・します。
外へ発散する子。
内へこもる子。
子どもが学校へ行かないと、親として不安になるのは当然だと思います。
私も冷静ではいられませんでした・・。
しかし親は、その不安をそのまま子どもにぶつけてしまうと、子どもは家に居ても安心できず、不信感や不定的な方向へ進んでいったり、自分のあり方を振り返る作業や、解決へ向けて行動していくことが難しくなってしまうことがあります。
身体に症状を訴えるとき、特に登校や外出への働きかけのタイミングは、ひとりひとり違ってきます。
子どもは必ず考えを持っています。
しかし、上手く言葉にできない。言語化できない。選択肢が少ない、狭い場合が多いと感じます。
まずは、大人や親が子どもを無条件で受け止めてあげることから始めたいと思います。こちらがそんな壁を壊して、子どもに見せてあげたいですね。
人間が忘れがちなこと。目で見えるものに惑わされず本質をみる。
仕事の中でも、親としても。決めるのは相手。
受け取り方もタイミングも相手。
みんな、自分だけの大きな宇宙が、心にあるのだから。
あおいゆり